本場タイ出身のご夫妻が切り盛りしている地元で人気のタイ料理屋さんです。
お店の名前は、文字通りオーナーのバーンさんとウエンターさんご夫妻の名前から来ています。
お店は、鶴岡八幡宮の裏手に当たる雪ノ下にあります。
昔は、洋裁店やお米屋さんなどの商店が軒を連ねる長屋でしたが、今は魚料理、タイ料理、フランス料理のお店に生まれ変わっています。
エスニック料理というと、「独特のスパイスやパクチーがちょっと…」という方もいると思います。特に本場の味になればなるほど。
一方、あまり日本人好みにの味付けになりすぎると、今度はエスニック料理好きの方には、物足りないなんてこともあると思います。
その点、このお店は、タイご出身の方が作る味なのに、どこか日本人の舌にすっと馴染む食べやすい味なのです。
店内の雰囲気は、とても家庭的です。柔らかい雰囲気の奥様が注文を取り、旦那さんが奥のキッチンで料理を黙々と作ります。
お皿も、実に家庭的で、どこの家庭にもあるようなもので、親しみが湧いてきます。
複数で来ているお客さんは、数品を注文して、シェアしている方が多いようです。
ちなみに、この日はパッグラパオ(鶏肉とバジルのピリ辛炒め)、パッシーイウ(極太ビーフンのタイ醤油炒め)、トムヤムクン(エビ入り、辛酸スープ)を二人で注文してシェアしました。
結構ボリュームもありますので、2人で3品注文するとおなか一杯になります。
面白いのは、トイレです。常連さんらしい女性客が、いきなりキッチンに入っていくので、最初は?でしたが、どうやらキッチン奥にトイレがあるようなのです。
もともとお店は、お米屋さんや洋裁店の作りということで、民家の1階部分が店舗になっていますので、自宅のトイレと兼用ということのようです。
そのあたりも、タイらしいところかもしれません。
ちなみに、海開きのシーズンは雪ノ下の店舗は締めて、由比ヶ浜海岸で営業しています。
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