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鎌倉駅西口(江の電乗り場側)から市役所方面に進みトンネルを2つ抜けると右手に緑地が現れます。

そこは、鎌倉時代に北条一族が邸宅を構えた場所です。市役所通りの先のトンネルを抜けた常磐地域は、鎌倉時代の防衛の地でした。

今は、新緑の季節になると草花が生い茂り、そこが北条氏常磐邸跡だと知らなければ、ちょっとした公園にしか見えないかもしれません。

草花が生い茂り、遠くには山藤が咲いているのが見えます。敷地内の右手には山へと続く道があります。一見、ハイキングコースへの入り口のように見えますが、これは「タチンダイ」と呼ばれるこのあたり一帯の平場への入り口です。

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標識に沿って、山道を進むと2〜3分で再び緑地に出ます。

道なりに進むと、やがてやぐらが見えてきます。やぐらとは、山肌を掘って作った横穴式の墳墓です。

鎌倉には、大小合わせると約2,000のやぐらがあると言われていますが、ここ北条氏常磐邸跡のやぐらは、鎌倉のやぐらの中でも比較的大きい部類に入ると思います。

観光地鎌倉にしては、近隣に目立った観光名所はなく、いわば幹線道路の途中にある史跡ですが、ここには多くの観光客でにぎあう場所にはない、静かな時間が流れているようです。

このまま市役所通りを下れば長谷や鎌倉山へと行くことができます。自転車でしたら、そのまま坂を下って、大仏の裏手から市内に戻ってきてもよいと思います。

また、徒歩でしたら、少し戻り、住宅街を抜けて大仏の裏手に出るのが良さそうです。

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この日は、犬たちと一緒に朝の散歩でやってきました。初めての場所だけあって、二頭とも喜んで山道を駆け上がっていました。

ブリーズからは、自転車で15分、徒歩で20〜30分です。

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北条氏常磐邸跡

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鎌倉のレンタサイクル ブリーズ

鎌倉駅東口徒歩5分 電話:0467-61-2830