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暖かい陽気のお昼に、出かけたくなる場所があります。

そこは、材木座の和賀江嶋を見渡す海辺の一角です。

途中でお弁当を買って、そこに座って食べるのが、暖かい季節のちょっとした楽しみです。

自転車を止めて、階段を降りると、岩場のちょっとしたスペースがあります。

そこに腰かけて、波の音を聞きながら、お弁当を広げます。

海岸は、トンビが多く、なかなか堂々と弁当を広げることができませんが、ここは海側以外は囲まれていますので、トンビの心配をすることなく、ゆっくりと食事ができます。

左側には逗子マリーナのヤシの木々、右側には潮が引いていれば和賀江嶋が見えます。

和賀江嶋は、北条泰時の時代に海岸からほど近い場所に岩を積み上げて作った港です。和賀は、現在の地名である材木座の古名と言われています。

材木座の海は遠浅のため、座礁や難破する舟が多く、海岸から少し離れた場所に港を作ったようです。

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逗子マリーナへと続くトンネルの入り口の脇道を入り、右手に材木座海岸を見ながら、しばらく進むと、細い路地の向こうに青い海が見えてきます。

視界がパッと開け、空と海の青が目に飛びこんできます。

岩場に腰かけて、弁当を食べていると、とても贅沢な気分になります。

この場所をお気に入りにしている人は少なくないようです。

たまに、同じように弁当を持ってきたり、あるいはちょっとした軽食と飲み物を持ってきて、1日のんびりしているカップルなども見かけます。

今日は弁当を持って昼食の場として過ごしましたが、本を持っていって読書をすることもあります。

何の気なしに訪れるのもいいですが、何かアクティビティを考えて来るのも良いかもしれません。

ブリーズからは、自転車で10分ほどの場所です。
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